雪降る地方で経営に奮闘中。

社員20名程の中小企業の社長。 社員に「この会社で働いてて良かった」と思われる日を夢見て、自己流で「経営」を学ぶのが趣味♪ 妻・子供3人の所帯持ち。40台前半。 日々の経営学習について、まとめとしてブログを書いていく!

一倉定の経営心得4

今日の心得-------

市場を多角化するということは、

どのような会社にとっても

優れた企業構造の一つの型である。

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どんな業界にも斜陽化の危険は必ずある。

その危険をさけるためには、

二つ以上の業界にまたがることである。

 

多角化」とは、棲みつく業界を多角化していくこと。

「内部、つまり技術は専門化し、

 外部、つまり市場を多角化する」

優れた企業構造の一つの型である。

 

まさに多角化を考えている今に

ピッタリのお心得。

 

MGに伝統的な経営分析ツールや思考を落とし込んだらどうなるか

明日から久しぶりに外部のMG研修へ参加。

ちょっと、わくわくだ。

 

ミッションとしては、

1.先ずは成績。1位になりたい!

2.そして新しい講義内容の獲得。

 

2については、

今月下旬には社内でMG研修と、

そしては初めてのTOC研修をするから

何かあたらしい要素を盛り込みたい。

 

このところ、ず~っと気にしていたし。

「おっ!新しい講義だ!」って言わせたい。

 

最近の社内MGは、

「いつもと違う講義」が期待されてきたし

ちょっとプレッシャーもある。

 

さて、そこで、

いわゆる伝統的な経営分析ツールや思考を、

明日はMGに落とし込んでやってみたらどうなるか。

このあたりをチャレンジしてみたい。

 

具体的には、

SWOT分析

ランチェスター

 

このあたり。

 

どうやって落とし込むのか・・

 

SWOT分析は、

 

S強み・W弱みの内部分析は、

つまりは同じ卓の他社と比べて、

自分の会社盤は何がSでWかを把握すること。

だと思う。

 

O機会・T脅威の外部環境分析は、

卓内の人数?

他社勢力の把握?

卓全体の景況感?

場所(だれの隣り)?

シニアルールか否か?

等かな~。ん~。

 

積極策のSO

改善策のWO

逆手策のST

回避策のWT

 

OとTの分析をするのがちょっと難しそう。

だけどやってみよう!

 

 

ランチェスターで言ってるところは、

(明日のメモとして…)

・差別化   弱者は強い会社と違う事をする

・小さな1位 弱者は小規模1位、部分1位、何かで1位

・1点集中  弱者はあれこれしない。1つに絞る

・接近戦   弱者はエンドユーザーに直接営業

 

このあたりは常に頭に入れてやってみよう。

(って、明日は弱者ってことか?!)

 

 

最後にTOCのDBRの学びから一つ気にしておこう。

およそボトルネックにあわせた投入は気にするだろう。

でもBのバッファが忘れがち!

というか今まではあまり気にしてなかったかも。

だから明日は倉庫・工場・営業所に2つずつのバッファを置くように心がけてみよう。

 

 

ん~、明日朝、運転しながらもっと考えないとダメだな。

 

一倉定の経営心得3

今日の心得-------

企業の定義づけは、

その会社の事業を変えてしまう。

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事業とは、それぞれ何からのサービスを提供している。

そのサービスの本質を明確に表現したものが「事業の定義」。

 

「事業の定義」で自社の事業をチェックすると、

「事業の定義」の意味するところの、ほんの一部であることに直ちに気付く。

 

手あたり次第に手掛けていた事業が、

明確なビジョンを持ち、

洋々たる可能性をもったスケールの大きな総合企業に変貌する可能性も。

 

経営計画書は社長と社員を変える。

企業の定義づけは、その会社の事業を変えてしまう。

②カテゴリーの法則

「あるカテゴリーで一番手になれない場合には、

 一番手になれる新しいカテゴリーを作れ」

 

たとえ顧客の心に最初に入り込まなかったとしても、

希望がない訳ではない。

一番手になれる新しいカテゴリーを見つければいい。

 

多くのコンピューター会社はこの単純な原則に従ってきた。

 

一番手はIBM.

その後、こぞってこの分野に同業者が飛び込んできた。

しかし二番手になったのは、それら同業者より後発のDEC。

 

IBMはコンピュータ業界の一番手。

DECはミニコンピュータ分野で一番手。

 

電話セールスでコンピュータを売り込むという初めての試みで

同業者がひしめくパーソナルコンピュータの分野に参入したのがデル。

 

新製品を開発するとき、真っ先に問題にすべきことは

「この新製品は競合商品よりどこが優れているか」ではなくて、

「どこが新しいか」だ。

 

この新製品はどのカテゴリーで一番手か。

ということだ。

 

 

 

①1番手の法則

「1番手になることは、ベターであることに優る」

 

マーケティングと言えば、

とかく商品やサービスが他に優っていることを顧客に納得させること、

と考えがち。

 

でも、それだけじゃなくて、

先頭を切れる分野を創造すること、

が大切。

 

これが「一番手の法則」だ。

 

 

他に優っていることよりも、先頭を切ることの方が大切。

最初に顧客の心に入り込むことのほうが、

ベターな商品であると納得させることよりも、

はるかに容易でもある。

 

事例1

大西洋を最初に単独で横断飛行した人は?

そう、もちろんチャールズ・リンドバーグだ。

じゃあ二番目は?

 

事例2

・「スコット」と書いてあるのに「クリネックスください」と注文する

ペプシコーラしかないのに、コークですといって差し出す

・「この荷物をフェデックスしてください」

・双子の嘆きとして、双子の内、人は最初に出会った方をずっとひいきにする

 

成功の秘訣は、

顧客の心に最初に入り込むこと。

 

でも多くの会社は、競合他社よりも良い商品、優れた商品をつくり出すことが

成功の鍵だと信じ、戦略としている。

 

 

「お客様の求めているものを差し出すこと」

マーケティング思考だと思ってきた。

 

「心に入り込む」という観点から、

この思考はいまだに間違っていないと思っているが、

そこに「一番手」である必要を学んだ。

一倉定の経営心得2

今日の心得-------

経営戦略とは、「戦わずして勝つ」あるいは「戦わずして優位に立つ」ための事業構造の変革であり、それによって自然に高収益を生むことができるような体勢を実現することである。

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事業は、永久に存続しなければならない至上命令を背負っている。

そのためには必要な利益を確保しなければならない。

経営戦略は常に先手をとることで大きな効果を発揮し、しかも敵はなかなか気づかないし気付いても反撃が難しい。安全度が高く、その上、状況の変化に対応することもやさしい。

ついては戦略のあるなしでは、長期的に大きな差がつく。

腑に落ちる

経営者の心構え、とか、

経営者たるものは・・・、とか、

経営者の仕事、とか、

 

とても考える。

 

ようになった。

 

 

と言うのも、我が家はそもそも自営業。

バブル絶頂期に両親が昼夜を問わず、

それこそ365日仕事してくれていた。

 

そのおかげでオレも大学へ行けたし、

現在経営する会社の母体だって両親の頑張りのお蔭だ。

 

ただ、、、、

 

「自営業」ってことに疑問を感じてた。

問題あり!って。

そう、きっと昔から感じてた。

 

 

オレは大学卒業後に東京でサラリーマンを数年していた。

オレの地域にはまず見ない、満員電車に揺られて通勤する、

あの都会の象徴、サラリーマン。

まさにそのまま、

絵に描いたようなサラリーマンをしていた。

 

で、何を思ったか突然の海外留学をして、

実家に戻ってきたわけだ。

 

まあ、訳があって実家へ戻ったんだが・・・。

 

その訳、っていうのが、

「両親の離婚」。

 

 

自営業で忙しくしてて、で、

家族の柱である親の空中分解。

仕事が家庭の中心にあって、

仕事で憤ったことなんかも、

そのまま家庭に引きずる、って感覚。

 

自営業の方はきっと良くわかってもらえる気がする・・・

 

 

おれ思ったね。

 

おれが家業を継いだら、

「脱自営業」を目指す!

って。

 

おれは「脱自営業」って「組織化」のこととしている。

 

いままでは、つまりは親父が社長だったわけで、

たしかに従業員もいた。

 

だけど組織化目指すから、

ちゃんと社員として雇用して、

自分の生活だけじゃなくて、

彼らの生活も守りながら事業をまわしていく。

 

 

だからちゃんと経営が出来る社長になるんだ。

頑張ってさ。

 

 

前置きが長くなったけど、

ここんとこ「経営者」ってことに執着してきた。

 

そしてこれは最近読み始めたんだけど、

こうやってブログで整理していくにはちょうど良いから適宜アップしていきたい。

 

一倉定の経営心得」

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その中から、

 

★今日の心得

「社長とは、企業の将来に手を打つ人である。」

 

 

いちいち腑に落ちる。

 

忘れない為にもこうやって記していこう。